おつかい番組に思うこと

2011-07-28 22-01-08

テレビでおつかい番組をやっていた。

私も好んで観ては涙していたわけだけども、

その時は「よく頑張った!!偉い偉い!」ただそんな気持ちでいたわけ。

今日もウルウルしつつ・・・しかし、

アレ、なんだろう、この違和感。自分の子供とダブらせて観ているのだが。。。

4歳児、4歳の子どもをお使いに出すのか・・・

バスを乗り継いで?!(設定上は)ひとりで?!字も読めない年齢なのに?

自分の子供に置き換えてみるが・・・現実ではそれは有りえない事だ。

スタッフさんが見守る中で、安全を確保した中で・・・って言うけれど

自分の体の半分もある大きな紙オムツの袋と、400グラムの鶏肉をぶら下げて

いやいや、どう考えても4歳児に頼むには無茶なお使い内容でしょ。

買えなかったけど「めんつゆ」もリストに入ってたはず。

子育て真っ只中ならなおさらわかることなんだけど、

紙オムツの袋一つがどんだけ嵩張るものなのか、

子どもに瓶もの持たせたら、「落として割れる」事だって容易に想像できるし、

バスの乗り継ぎなんて、ステップだって高いし、停留所ではしゃいだりだり

沢山の危なっかしい事が想像できて4歳児にひとりでやらせることじゃないし、

番組の企画じゃなかったら普通はさせない内容じゃないかって事。

何かが起きることを期待してさせられている内容なのかな・・・

と邪推してしまうのは私だけかしら。

テレビの企画だからだよね。ウン、きっとそう。

 

「てつだってよ~(>_<)」と泣きながら近くのカメラさんに訴えるも

カメラさん「・・・・。」沈黙。

「もう、なんで~~!!(>_<)。」泣きじゃくる。

坊や、可哀想に。

 

そうやって色々考えていたら、子どもの事がますます可哀想になって、

だんだん怒りに変わってきてしまった。

番組の趣旨はなんだっけ?

はじめてのおつかい ←このページによれば

 

『初めてのお使いに挑戦する奮闘ぶりをドキュメンタリータッチで描いた番組』だそうだ。

そしてこんな一文も。

  打ち合わせでは、まずお母さんの覚悟を確認します。

  『お子さんの初めてのお使いは、テレビの企画とは関係なしでもやるんですね』と念を押して。

 

ちょっと待って、え??テレビ企画じゃなくってもこの内容に挑戦させるの?

4歳児なのにバスを乗り換えたり、大変な内容の買い物させたり?

いやいやいや、これはもしかしたら番組責任者による母親への責任転嫁かも知れないから

鵜呑みにもできないが。「あれはお母様がさせるって仰ったんですよ。」って具合ね。

でもさ、

初めてのお使いって、そんなに早く挑戦させることだっけ?

初めてのお使いって、そんなに沢山色々買わせなきゃいけない?

絵本の「はじめてのおつかい」みたいに200円握って牛乳買ってくるだけじゃ駄目?

そこそこ低年齢で、ハプニングや涙を誘うシーン、結局これがなきゃ駄目なのか。

で、それを欲しているのは誰なのか、

 

うっ・・・ちょっと前までの私なのかな。

いや、テレビの前のあなたも、かも知れない。

そして視聴率が重要な人達・・・ではなかろうか。(推測よ、推測。)

『初めてのお使いに挑戦する奮闘ぶりをドキュメンタリータッチで描いた番組』とか言うけど

幼児に無理強いさせてないと言い切れるだろうか?

4歳児、嗚咽してますけど。30分も迷ってウロウロしちゃってますけど。

息子さん、鼻水垂らして「ママー!!」て泣き叫んでますよ。

でも、テレビの企画とは関係なしでも同じ挑戦されるんですよね。。。

そう念を押されて引き受けたんですよね?そういうことになっていますが?

 

大好きなおかあさん、お父さん、大事なお友達、

大好きなおじいちゃんおばあちゃんのために、って言われたら

泣きながらでも頑張るしかないだろう。

子どもにしてみれば、ただひたすら純粋に好きな人の為に頑張った。

純粋な気持ちでね!

でもね、

年齢と挑戦させる内容のギャップが大きすぎて

私には不自然に見えたんですよ。

だって、最初っから何かが起きるような設定ですもん。

何も起きないようにと準備してくれたんじゃなくて、

何か起きないかなって設定に思えてきてしょうがないんですよ。

ピュアな子どもの気持ちを大人の事情に利用してはいませんか?って事です。

 

私はそれを「感動した。」って言って

涙しながら観てていいんだろうかと疑問に思ったわけです。

・・・観なきゃいいんですけどね。ウン。

でも誰かに聞いてほしい。

 

『子ども、イケメン、動物を使うと安く視聴率とれる』と何かの記事で目にしたのも

私がこの番組に反発した理由かもしれない。

イケメンはさておき、幼い子供と動物は「NO!」って言えないんだよね。

大人達のお道具にされていないことを祈るばかり。

 

私はもう観るの卒業しよう。

 

  

Posted : 2012-09-20 | Category : | | No Comments »

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